1701「小5Aちゃんのどんぐり問題の問題」

 

 写真左ページが問題1

写真右ページが問題2です。

問題1

「<4MX40>ハム太郎とチュー助が数字遊びをしてます。ハム太郎は0から6までの7個の数字を1回ずつ使って一番小さな7桁の数を作って書きました。するとチュ-助は、0..3の3個の数字を1回ずつ使ってできる3桁の数を全て足した数を書きました。今、2人が書いた数を掛けるといくつになるでしょう。答えは漢字で書いてね。」

 

算数文章問題が苦手な子がよくやってしまう間違いを

塾長さんの予想をはずさずAちゃんはやってくれます。

ナイスです。

教え甲斐があるというものです(冗談です)。

 

1番小さな7ケタの数はできました。グッドですね。

次の0,1,3を使っての3桁の数を求めるのを間違いました。

何を勘違いしたのか、

0+1+34、この4を使っちゃいました。

問題の「3桁の数を全て足した数」を見落としました。

 

なぜでしょうかね。

 

見落としたことに気づいたあとは、

3桁の数を全て正解しました。

グッドですね。

 

あとは掛け算をするだけの問題。

お疲れ様でした。

 

問題2

「<4MX36>ハム太郎とチュ-助は1週間朝のランニングをすることにしました。最初の計画では1000mから始めて、次の日からは500mずつ増やしていくことにしていました。ところが、5日目からはチュ-助が嫌がったので増やしませんでした。1週間で2人が走った距離を合わせると何kmになりますか。」

 

この問題も言ってみれば、

算数+国語の読解力の問題でしょう。

 

問題文の

5日目からはチュ-助が嫌がったので増やしませんでした」

これが何を言っているのか、正確に読み取っていきましょう。

 

5回も間違いちゃいました。

ヒントはなしでした。

よく粘ってどこで間違ったのかを考えてくれました。

その粘りにご褒美として「カンパン」2個を献上。

 

Aちゃん曰く、

「ぜったい学校の算数よりむずかしいよ。」

 

そうですか。

頭を鍛えられていいでしょ。

Aちゃんの場合、国語力も鍛えて、

そして算数文章の苦手意識を取り除こうね。

 

塾長さんの今日のつぶやき

 

小学生には宿題を

「しない・させない・あたえない」の3拍子。

では勉強はどうするの?

学校でするんでしょ。

まともに育っていれば、

学校の授業は受けているときに理解できます。

それくらいの地頭力はつけないとね。

 

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