1709「塾の弊害その1」

 

面倒見のいい塾、

うちの子のことよく分かってくれて、

いろいろと指導してくれて、

うちのこの子の学力を思って

宿題もしっかり出してくれるの、とてもいい塾よ。

 

こういう塾に通うと、

自立できない子になっちゃう可能性があります。

勉強は全て塾の先生任せ、

あーしなさい、

こーしなさい、

このプリントをしなさいって、

全て教えてくれるの、めっちゃ楽です。

 

これって一見いいようで実はすごいマイナス面を含んでいます。

 

自分では何もできない子、

指示待ちの子、

自分では何も計画を立てられない子、

そういう子になってしまう可能性大です。

 

小学時代、

中学時代、

そして高校時代と面倒見のいい塾通いをして

その挙句に一流大学に入ったところで、

自分では何もできない子、

誰かの指示がなければ何も行動を起こさない子、

そういう子になってしまう。

 

保護者の方は反論するかもしれませんね。

そのうち自分で考えて行動を起こすだろうから

それでいいんですよ。

ろくでもない高校に通うようになる方がもっとダメだよ。

 

そうかもしれませんね。

なんせいい高校、いい大学に入ってから

自分でものを考える子になったらそれでいいと。

 

だけど、塾長さんが思うに、

自分でものを考える子には、

なるべく早い時期から身につけるものだと思います。

 

中学生にもなっても、

高校生になっても、

何を勉強したらいいのか分からない、

どうしたらいいのか分からない、

塾長教えて。

 

ええ加減自分で考えなさい。

今の自分には何が足りないのか、

テストの結果を見ればわかるでしょ、

 

間違った自己評価をした時だけ、

塾長さんはアドバイスします。

 

だから塾の宿題もまずは自分で考えてもらいます。

今の自分に何が足りないのか、

そのためにはどういった勉強をすべきか、

脳味噌があるのならまずは自分で考えなさいと。

 

んー、今日はここまでにしておきませう。

 

 

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