1710「小5、Tくんの場合」 かしこくなってきたよ、塾長!

 

問題「<5MX34

ノッシーは、ダイエットサイダーが大好きで、1辺が1.2mの立方体ボトル1本を飲むつもりです。1リットルで250gの重さがあるこのサイダーは1kg1200円です。ノッシーは、いつも10秒で12リットル飲み、サービスで最初の10分間は幾ら飲んでも料金がかからないとすると、ノッシーが払う金額は幾らになるでしょう。」

 

5年生にもなるとどんぐり問題を与えたあとは

問題が解けるまでほったらかしです。

 

「塾長、できました。」

「答えは?」

272400円」

「はい、間違い。やり直し。」

「ぅおー、何でや。どこでマチゴウたん。」

「知らん、自分で見つけなさい。」

ほったらかすこと10分。

 

「見つけた!ここや。」

 

「塾長、できました。」

「なんぼ?」

302400円。」

「よっしゃ、おうた。」

 

今回はこの問題結構ややこしいので、

彼がどう考えていったのかを一緒に確認しました。

 

問題を読みながら出てきた計算式の確認をしていきます。

 

1辺が1.2mの立方体の体積は①、

1L250gなので4L1kgは②

10秒で12Lなので10分で720Lは③

支払う金額のサイダーの量は④

それが何kgあるのかは⑤

そして金額は⑥

 

この確認するときは塾長さんの考え方は一切教えません。

彼の考えた方法だけを確認します。

 

他人の思考回路に入ることって結構疲れます。

 

彼はどんぐり問題が好きみたいです。

まだどんぐり問題をやりだして半年足らずですが、

自分で頭が賢くなってきたと実感できるからうれしいと。

 

ほんまかいな、そうかいなと塾長さんは思いますが。

 

「賢くなってきたという実感」

味わえるなんて本人に取ったらカ・イ・カ・ンでしょうね。

 

そんなセリフを聞ける塾長さんも実はカ・イ・カ・ン

 

御拝読ありがとうございました。

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。