1759「なんでできちゃったの?小5、Bくん?塾長さんもびっくらこいたけど・・・・」

 

ということで、

今回は小5Bくんのどんぐり作品です。

この問題、

彼には解けないだろうと思って、

正解したら飴ちゃん5個あげるよって、

彼にはとってもおいしい条件を与えました。

 

俄然張り切るBくん。

こんなことで張りきるんだったらいくらでも飴ちゃんを用意しておくよ。

 

10分経過、まだできない。

しかしその5分後、にやりとするBくん、

「ほんまに、飴ちゃんくれるの?」

「あたぼーよ、塾長さんはウソ言わない。」

と言いつつも、少し焦る塾長さん。

 

「ほんまに、ほんまにくれるん?」

「できたんか?」

「できたけど、今確かめてるねん。」

 

ほんまかいな?

「答え、言うで。」

「ええよ。」

4ばーい」

ありゃま、正解、できちゃったの!

 

どれどれ、

ということで問題と彼の作品です。

問題

「<5MX95133>河童のアッパ君とガッパ君は、

毎日雨の滴を赤池と青池と白池に集めています。

アッパ君は集めた滴の4割を赤池に、5割を青池に、残りを白池に集めます。

ガッパ君は滴の2割を赤池に、3割を青池に、残りを白池に集めます。

今日、赤池に集まった滴はガッパ君の滴がアッパ君の滴の2倍だったそうです。

では、今日ガッパ君が白池に集めた滴は

アッパ君が青池に集めた滴の何倍だったでしょうか。」

 

(作品の赤ペンと青ペンは塾長さんの描いたものです)

 

 

正解はしたが、殆ど計算のみ、

塾長さんは気に入らなーいぞ。

 

まずはBくんの答えを導くまでの思考経路を確認。

納得できる説明。

しかし、しかし、

この問題は絵でもっと簡単に解けます。

ということで塾長さんの説明が始まります。

(至極簡素化された絵ですいません)

 

どんぐり問題を始めて6カ月ほどのBくん。

普段学校でする文章問題よりかなり難しいと言いながらも

楽しんで取り組んでいます。

 

30分、40分取り組んでできなくてもいっこうにメゲルところもなく、

いつもニコニコ元気なBくん。

 

Bくんにいつも言っています。

計算は工夫して如何に簡単にするか、

文章問題も同じ、

まずは絵を描く、

絵を描くことによって物事が簡単になる、

このことを実感させたい。

だけど計算で解く癖が

まだまだ抜け切れていません。

 

だけどまったく絵を描こうとしない子よりは

だんぜんましですね、

学力が伸びる可能性は大・ですね。

 

今日の一言

「木はその実によって知られ、人は仕事によって評価される。」タルムードより

 

うむ、勝手に評価して頂戴。

 

御拝読ありがとうございました。

 

追伸:どんぐり問題にご興味がおありでしたら、

一度エキスパート主催の「冬休み、どんぐり問題イベント」にご参加ください。

 

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こちらです。

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