1763「絵で解く算数文章問題通称『どんぐり問題』添削からの抜粋」

 

送られてきたどんぐり作品を見ての寸評は、

送られてきた写真の鮮明度にかなりの影響を受けます。

あとどの順序で考えていったのか、よく分からない場合もあります。

子どもによればあっちに描いたりこっちに描いたりと、

自由気ままに描いてくれるので少し困りますね。

今回の作品も小2〇〇くんの思考経路をたどるのに一苦労しました。

 

まずは問題からどうぞ。

「<1MX85>ダンゴム市の人口は、みんなで720人です。今、男の人の列と、女の人の列に各々1列に並んでもらっています。列は、女の人の列が男の人の列よりも20人多いことが分かりました。では、男の人の列には何人が並んでいるでしょう。」

そしてお次は〇〇くんの作品と塾長さんが添削した作品です。

 

塾長さんの寸評。

3つの作品を見させてもらいました。

全体を通しての感想は

○○くんには国語の読解力に問題があるかもしれませんね。

日頃の国語のお勉強に力を入れてはどうでしょうか。

問題文をイメージできないのもそこから来ているかもしれません。

 

「て」「に」「を」「は」「ずつ」「も」「~につき」といった

単語のあとに来る言葉にもっと意識するようにしましょう。

あと問題文の数字には必ず線を引いて読む習慣をつけましょう。

 

○○くんに次の問題ができるかどうか試してください。

後日その結果を教えてくださいね。

問題

「自動車が9台あります。

自動車のタイヤの数は1台につき4本ずつです。

タイヤの数はぜんぶで何本ですか。」

 

読めない字は教えてくれてもいいですが、

それ以外はノーヒントでお願いします。

読んであげることもNGです。

といった内容の添削メールになりました。

 

実はこの最後の問題は小学2年生の算数教科書の巻末の文章問題でした。

後日送られてきた〇〇くんの解答をお見せします。

やはり問題文の見落としがありました。

これを直していきましょうね、お母さん。

 

 

今日の一言。

「考える」というのは、実際に考えることを繰り返すことで身につく習慣、

親にできるのは、考えることのできる環境を与えること。

小さい子には親も環境と言える。

 

 

御拝読感謝します。

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