個人塾、塾長さんの特権というやつですね。
塾生さんを利用していろいろなことが試せます（悪用は致しません）。
今回は昔々（かれこれ9年ほど前）に作った
「タコヤキ文章問題」「地図を描こう問題」を、
中3の塾生たちに気晴らしがてら解いてもらいました。
「タコヤキ文章問題」は絵図を使って解いてもらうのが目的、
「地図を描こう問題」は文章を正確に読みそれをなおかつ絵図にするのが目的。
塾生3人への寸評です。
A君の解答用紙、
「タコヤキ問題」
あっさりできました、当然ですね。
「地図を描こう問題」
読み間違いをよくするのでどうかなと思いましたが、
丁寧に楽しく地図を描いてくれました、ありがとう。
B君の答案用紙、
「タコヤキ問題」
最初に自分で描いた絵図を合体させればよかったのに
そのことに気づかなかったのは残念でした。
ヒント与えてようやくできました。
「地図を描こう問題」
こちらは合格、縮尺もすごく丁寧にやってくれました、ご苦労様でした。
C君の答案用紙、
「タコヤキ問題」
君の弱点が見事に出ましたね。
最初1/3+1/2の答えを1/5と答えた君には、
ちょっくら塾長さんもビックラポン。
ほかのタコヤキ問題もやっていきませう。
「地図を描こう問題」
こちらは楽しく地図を描いてくれました。
頭が楽だったそうです。
文を読んでそれをそのまま絵にするだけだから
頭は使わないっていうことかな。
この問題は頭の体操にはならないか。
もうすこしひねりが必要だね。
ということで今回は
「タコヤキ問題」と「地図を描こう問題」のお話でした。
塾長さんも「どんぐり問題」みたいなもの作ればってよく言われます。
いえいえ、とんでもないです。
真似事はしたくありません。
所詮真似ですから、本物を超えることはできません。
作る時間も勿体ないですし、
「どんぐり問題」で十分と思っていますので。
今日の一言
「切れ味がいいとか華麗なのはまねされてダメ。
まねようがなく、まねるのがバカバカしい、
そんな切れ味の悪い蛮刀のようなものこそ真の強さだ」大山康晴十五世名人
「鈍感」、「愚直」っていい言葉だね、塾長さん。
御拝読に感謝します。
追伸
一応今回の
「タコヤキ問題」と「地図を描こう問題」を載せておきます。
ご興味あがあればお読みください。
「タコヤキ文章問題」
「タコヤキ文章問題5年（分数）問題その1
父ちゃんがタコ焼きを買ってきました。
与一君は買ってきたタコ焼きの３分の１を食べ、
与作君は買ってきたタコ焼きの２分の１を食べ、
与太郎君は買ってきたタコ焼きの６分の１にあたる３個を食べました。
では父ちゃんは何個のタコ焼きを買ってきたでしょうか。
また与一君、与作君はそれぞれ何個のタコ焼きを食べたでしょうか。」
「地図を描こう問題」
「ねずみ男はバカボンのパパから重要な手紙を預かり、
それをキタローに渡すためキタローの秘密の棲家に行くことになった。
なっ、なんと、
キタローの秘密の棲家までの地図が言葉だけで書いてあったので
ねずみ男はさっぱり分からず、
隣にいる一反もめんに地図を描いてもらうことにした。
地図の内容はこうだ。
今いる場所から南へ100ｍ進むと「マクドナルド」があるからそこを左折する。150ｍ進むと、「お化け屋敷」と「本屋さん」がある。
その間の道を南へ150ｍ進むと「パチンコ屋さん」がありそこを右折し、
50ｍ進むと「花屋さん」がありそこを右折する。
100ｍ進むと「ガソリンスタンド」がありそこを左折、
300ｍ進むと左手に「スーパー玉出」がありそこを右折する。
50ｍ進むと「エキスパート」がありそこは右折する。
150ｍ進むと右手に大きな「動物園」があり
そこを左折しまっすぐ100ｍ進むと行き止りとなり、
そこに大きな木がある。その木の上がキタローの秘密の棲家だ。
一反もめんになったつもりで地図を描いてみよう。
そしてキタローの棲家までの最短の道筋を教えてあげよう。」
でした。
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