早速問題紹介です。
「<6MX61>ムササビ商店では、毎年恒例のムササビジャンプ祭りを開催しました。今年も100mを越えた参加者にはムササビサブレをプレゼントします。今年は一人に4枚配るとすると9枚余り、一人に6枚配るとすると13枚足りなくなるようです。では、今年の参加者で100mを越えた人は何人なのでしょう。」
今回は中学生Bくんが主役です。
解答用紙の字が薄い子です。
だけど存在感は素晴らしくある子です。
この薄くて小さい字は、
年と共に目が弱くなっている塾長さん泣かせな子です。
この問題を方程式でしか解けなかったので、
ヒントを与えて絵図で解いてもらいました。
鉛筆じゃなくボールペンを使うように言いました。
しかしやはり薄い!字が小さい!
勘弁してね、Bくん、
塾長さんの目のことも考えて頂戴。
簡単な模範解答をホワイトボードに描きました。
この問題は中学で習う方程式の文章問題でも頻出頻度の高い問題です。
絵図で簡単に解けるところが面白いですね。
この問題のポイントは4つ。
1つ、1人4枚ずつ配ると9枚余る絵図が描けるかどうか。
2つ、1人に6枚ずつ配るということは2枚追加されるということが理解できるかどうか。
3つ、足りない分を絵図で描けるかどうか。
4つ、そしてその描いた絵図を移動させることができるかどうか。
以上です。
大事だから以前にも書きましたがもう一度書きますね、
勉強する(わかる、考える、理解する)とは、
右脳と左脳をバランスよく使って、次の操作をすること。
「言葉」→「イメージ」→「絵図にする」→「絵図を操作」
今回はズバリこれに当てはまる問題でした。
今日の一言
「手をのべて
あなたとあなたに
触れたきに
息が足りない
この世の息が」歌人河野裕子さんの最後の一首
めずらしく短歌です。
塾長さんもたまには詠むのよ。
ご拝読に感謝します。
「どんぐり問題」に興味のある方はこちらをどうぞ。
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