1786「小学2年生のお子さんがおられるお母さんへ、算数文章問題が得意なお子さんはこの算数文章問題が解けるでしょうか?」

問題

「今日はヒカルぴょんの誕生日です。

カラスさんからは高級クモを5匹、

モグラさんからはやわらかミミズを8匹もらいました。

クモはミミズの4倍の値段がします。

クモ1匹の値段が80円なら、

みんなで何円分のプレゼントをもらったことになりますか。」

 

昨日の小学1年生に出した算数文章問題が

難しすぎるのではないかとのコメントを頂いたので、

今回は少しやさしめの問題にしました。

 

2年生のこの時期にはぜひとも解けてほしいレベルの問題です。

 

どうですか、お母さん、簡単でしょ。

 

早速お子さんに解いてもらってください。

小学1年生または小学3年生のお子さんもチャレンジしてもらっていいですよ。

 

2年生、3年生には解けて当然の問題と思ってくださいね。

 

解けたお子さんは一安心してください。

正常なお勉強ができている証拠です。

 

この問題が解けないとなると、

おおごとと思ってください。

 

「うちの子、本当は算数文章問題が苦手なんだわ」

ってあっさり言わないでくださいね。

 

別に塾長さんは脅しているわけではありません。

 

上記の問題が小学2年生のこの時期に解けないということは、

この先も算数文章問題が解けないということを意味しています。

 

計算練習に力を入れるから

そのうち解けるようになるわって高をくくってはダメですよ。

 

計算力をいくらつけても文章問題は解けません。

そして漢字力をいくらつけても文章問題は解けません。

それはエキスパートで、もう十分すぎるほど経験しています。

 

はっきり言っておきますね。

計算力=算数文章読解力ではありません。

漢字力=算数文章読解力ではありません。

 

反対に計算練習ばかりやらせていると算数文章問題が解けなくなりますよ。

 

計算は一度身につけばあとは単純作業です。

その練習ばかりすると、

お子さんは考えようとする習慣が身につきません。

 

考える事が嫌いになり、

すぐに答えを求めたがり、

そしてそれを覚えようとします。

 

ますます考えない子、考えられない子になります。

きついようですが、冗談ではありません。

これが現実です。

 

最後にうちの塾生の作品を載せておきます

(この子は小学2年の夏休みにしました)。

 

今日の一言はクイズ

次の字はそれぞれ何画でしょうか。

「乏、収、批、臣、近、級、延、扱、御、極」

 

(答、447779861212

です。

10問中何問正解しましたか。

 

御拝読に感謝します。

 

追伸;「絵で解く算数文章問題通称『どんぐり問題』」のことを

 詳しく知りたいお母さんはこちらまでどうぞ。

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