「算数の習いはじめは最初が肝心」

 

 

写真の画像に出ている問題

「1番大きい数字はどれかな?」

 

果たして正解は?

「2」は正解ですね。

 

なぜ?

一番大きいサイズで書かれているからです。

 

「4」も正解ですね。

2と3と4の中で4が最も大きな数字ですから。

 

 

カバ君の答えた「3」は、

多分、彼は3が2個あるので1番大きいと考えたと思います。

 

だけど、

その場合は「1番多い数はどれですか」っていう問題の答えですね。

 

「わかったわ、だから塾長さん、何が言いたいの?

 

塾長さんの言いたいことはですね、

 

 

「『算数用語』の理解が大切ですよ」

 

っていうことです。

 

 

「大きい」「小さい」

「少ない」「多い」

「~より」「~個」など

小学1年生で習う「算数用語」っていくつあるかご存知?

 

「20語?」

プー

 

「50語?」

プップー

 

「もう、100語!」

プップップップー

 

「幾つなの?」

200語以上あります。

 

えっー

そんなに!

 

そうなんです。

意外でしょ。

 

塾長さんも最初それを尋ねられたとき

50語ぐらいかなって応えました。

 

だけど正直なところ

この200語以上というのは

かなり細かく細分化しての語数と思っています。

 

今回塾長さんが言いたいことは、

「算数用語」の語数ではないんです。

 

算数学習のアプローチは

どういった

順序ですべきかということ。

 

大手の計算学習塾さんは年長さんや小学1年生への

 

算数学習アプローチの仕方が間違っています。

 

以下のようなアプローチの仕方だと思います。

 

まず、順序数(1、2、3、4、・・・19、20)を数唱させます。

次に順序数から「たす1」へ、次に「たす2」へと。

 

 

いいですか、

「数と言葉の概念」が不備のまま機械的作業の計算練習を

延々と続けます。

 

そういった子はどうなっちゃうでしょうか。

「計算」はできるけど・・・・

 

学力がついていない

習ったことさえ忘れている。

 

ちょっと悲惨ですね。

子どもがかわいそうですね。

 

 

だけど算数学習のアプローチの段階で

算数用語の基礎ができていると

 

つまり

絵図を使っての説明、

「多い」

「少ない」

「小さい」

「大きい」

「~ずつ」

こういった言葉の概念をしっかり理解して勉強を続けていくとどうなるのか。

 

基礎ができていると、

習ったことを組み合わせて解答を導く、

習っていないことでも推測がつく

こういった子に育つんです。

 

どうです、いいでしょ。

 

算数が苦手だったお母さんへの質問です。

 

「算数が得意だと、どんなメリットがありますか?」

 

中学入試、

高校入試、

大学入試、

人生の選択肢が広がりますね。

 

そうなんですよ、

何事も最初が肝心、

 

算数学習のアプローチを

決して間違わないようにしましょうね。

 

そしてもう間違ってしまったわと悔やむお母さんへ、

 

悔やむ必要なんてこれぽっちもないです。

お子さんの教育に遅すぎるということはありません。

 

再スタートすればいいだけのことです。

 

グズグズ愚痴っている暇があるのなら、

さっさと再スタートさせましょうね。

 

この3学期が絶好の機会ですよ。

エキスパートはいつでもご相談にのりますよ。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!