「数学方程式文章問題をなぜ絵図で解こうとするのか。」
まずみなさんにお聞きしたいことは
方程式文章問題を解きなさいと言われた時、
問題文を読みながら
式を立てることを
何はともあれ考えようとしませんか。
例えば以下の問題に出会った場合
問題
「ある商品に、
仕入れ値の20%の利益を見込んで定価をつけたが、
売れないので、定価から300円値引きして売ったところ、
利益は仕入れ値の5%になった。
この商品の仕入れ値は何円ですか。」
頭の中は次のような感じでしょうか。
仕入れ値をX円とした場合、
定価は1.2X円、
300円値引きしたので
売値は
1.2X円ー300円、
利益が仕入れ値の5%なので
0.05X円、
このあと
どう等式を作ったらいいんだろうか、
ンーンーン、わかんない。
あっ、わかった!
(1.2X円ー300円)ーX=0.05X
これを解けばいいんだわ!
そうですね、御正解です。
ですが、絵図で解こうとする人なら
こうなります。
写真を参照してください。
あっさり次の式が出てきます。
0.15X=300
これを解いて
X= 2000
仕入れ値は2000円になります。
写真の作者は
どんぐり母さんウェブ講座を受講された
あるお母さんの解答用紙です。
問題文を読むときは
いつも式だけを考えて読む癖がありましたが、
受講を続けることで
まずは問題文をイメージするようになり、
そして絵図を描きそれを眺めることによって
不思議なんですけど
解法がひらめくようになりました
とおっしゃってくれました。
問題文を読み、
イメージすることによって、
わざわざ方程式を立てて解く必要がない場合が
多々あります。
そしてそれができた時の喜びを味わってほしい。
そう思います。
イメージして
それを視覚化することって
とても大事です。
大事っていうより
面白い、
楽しい、
痛快、
快感ですね。
最後に一言
「読解力ってイメージ力」