人生2度目の「どんぐり問題」
昨日の続きです。
体験授業を受けに来た
年長さんのK君。
お母さん曰く
「公文さんで
計算ができるようになり、
スピードも速いんですが、
じっくりと考えることが
苦手と言おうか、
できないんです。」
いえいえ
お母さん、
K君は
今まで
じっくり取り組む問題に
出会っていないだけですよ。
ちょうどいい問題が
ここにありますから
取り組んでもらいます。
ということで
「どんぐり問題」2問目です。
問題
<0MX27> 月 日( )
かみしばいの かえるくんは
よるになると かみしばいのなかの おうちから
とびだして おにわで みずあびを します。
ところが あるひ かえるくんは
じぶんのおうちが わからなくなりました。
かみしばいは みんなで 20まいです。
まえから8ばんめまでと、
うしろから5ばんめまでには
かえるくんの おうちは ありません。
のこりの ちょうどまんなかに
かえるくんの おうちが あるとすると、
かえるくんのおうちは
まえから なんまいめ だったのでしょう。
長い文章問題です。
K君もその長さに少しびっくり。
K君、
カエルの絵が描けないというので
問題文のカエルを
「カメさん」に変えました。
紙芝居って見たことある?
カメさんは
いったいどんな
水遊びをしているんだろうね。
20枚の紙芝居の絵、
K君、描けるかな。
といったような
声掛けを
私がしながら
K君に取り組んでもらいました。
写真がその作品です。
まだ答えは出ていません。
次回する予定です。
この問題に取り組んだ時間は
40分程度でした。
ねえ、お母さん。
K君は
じっくり考えることができる子ですよ。
後ろの席で静かに見ていた
お母さんも、
ニコニコ顔でした。
めでたし、めでたし。